要領が悪い人の”真の原因”は?今すぐできるタイプ別の改善点!

要領が悪い人は悩んでいます。

「どうして自分だけできないのだろう」、「なんとかしよう」といつも考えています。

要領の悪さには原因があり、タイプがあります。

それをまとめてみました。すぐ実践できる解決策もあげています。あなたが「要領が悪い」と悩んでいるなら読んでみて下さい。

また、職場や友人で当てはまる人がいるなら、その人の助けになるかもしれません。

要領が悪い人の真の原因

要領の悪い原因

「未経験」は仕方がない!

社会人になってはじめの23は仕方がない。新しい仕事は、予想以上にテキパキできません。ここはスピードが遅いのはいったん諦めて、コツコツやっていきましょう!

じつは「学習不足」だった!?

数年たつと、周りの人との差が気になる頃です。そして、優秀な同期が目立ってくる時期でもあります。

でも、要領がいい人はじつは10代の頃から”仕事”をしていた可能性があります。例えば、部活動の部長や生徒会役員、サークルの運営です。こうなると経験値が5年~10ほど違ってしまい、はじめから要領がいいはずです。

また、”普通の人”も意外と優秀です。目立たないようにするためか、周りの人の動きをよく見ています。そのため全体の流れがわかってきて、自然と要領がよくなっています。

マネすることが学習

「学ぶ」は「真似ぶ」(まねぶ)が語源です。小さい子どもが親をみて勝手に学ぶものですが、大人でも同じです。他人の仕事をみることで、要領をつかむことができます!

不器用な人のための上達の極意! 5つの科学的法則 

「発達バランス」に問題があった

社会的に認知されるようになった「発達障害」には、グレーゾーンがあるようです。障害ではないけれど、他の人とちょっと違う。無口とか、不注意が多いのが特徴です。

ADHD傾向がある人なら、仕事が場当たり的になったり、思いこみで進めてしまいがちです。自閉症傾向なら、こだわりが強くて周りとうまく協力できないとか、型通りにやろうとしすぎることが多いはずです。

自己判断は禁物ですが、オンラインの診断テストもあります。

あまり向き合いたくないと思いますが、知っておくと肩の力が抜けます。僕も知って楽になりました!

そして、この”傾向”が原因で、学習不足が起きているのです。普通の人が自然に学習できることが抜けてしまいます。ただ、原因と問題がはっきりすれば、努力でカバーできる範囲です!

深刻なら専門家に相談を

眠れない、食事もとれない、常にやる気が出ないなどの身体症状が出ている場合は、すぐに専門機関で診断してもらいましょう。また、簡単な作業もできない、ミスが多すぎるなどは適応障害の可能性があります。

要領が悪い人の6タイプ

要領の悪い人の分類

要領が悪い人のタイプは大きく2つの軸で分けられます(上図)。仕事の進め方や効率【やり方】が悪いか、仕事の目的・方向性【ゴール】がおかしいか、です。

  • やり方がずれている

    こだわりタイプ、場当たりタイプ、マニュアルタイプ

  • ゴールがずれている

    思いこみタイプ、断れないタイプ、あれもこれもタイプ

こだわりタイプ

こだわりタイプ

やり方や完成度にこだわる完璧主義タイプです。

柔軟性があまりないので、「状況に応じて仕事のやり方を変更できない」、「完璧にやらないと気が済まない」という特徴があります。”頑固な人”と印象を持たれがちです。

ある日の朝、翌日の会議で報告する調査報告書の作成を後輩に依頼しました。その調査報告書は、すでに他の人が分析した結果を報告書の形にまとめるだけの作業でしたから、私はほんの数時間で終わるだろうと思って待っていました。

しかし、昼を過ぎ、夕方が近くなっても持ってくる気配がありません。・・・

「どうしたの?」

と聞くと、

「分析の視点が不足していると思ったので、分析し直しているのです」

という返事が返ってきました。

『「要領がいいね!」と言われたい人の仕事の習慣』 p. 034

このタイプの人は、過去の成功パターンがあって、指摘されても頑固になりがちです。あるいは、自分のやり方にこだわりをもっています。頭で分かっていても柔軟に変更することが難しいです。

解決策: 時間配分を計算しよう!

こだわりすぎて時間が足りないことが最大の問題です。

また、他人のやり方をみて時間短縮の方法を知ることも大事です。やり方のレパートリーが少ないことも原因のひとつです。

場当たりタイプ

場当たりタイプ

このタイプは、フリーズするすぐ質問するのが特徴です。とりあえず目の前のことから始めます。結果として、無駄が多くなってしまいます。

あるとき、Aさんに仕事を依頼すると、すぐに作業に着手してくれてとても感じがいい人だと思っていました。ところが、しばらくすると彼は、今まで行っていた作業をやめて、何かを調べ始めたのです。

 ・・・(略)・・・

「その資料は?」と聞くと、「あの資料をまとめる前に、○○の現状について整理したほうが早いと思うので」とのこと。「そんなこと先にやっていなかったの?」と唖然としました。

(補足:その直前に同じことがあった)

『「要領がいいね!」と言われたい人の仕事の習慣』 p. 080

なぜ場当たり的になるのか?

仕事の全体像が見えていないため、思考停止になってしまうからです。そして、落ち着くつかせるために目についたものから始めてしまうからです。

 解決策: 仕事のタスクを全て書き出す

手を動かす前に全体像を把握すれば、あらかじめ無駄なことを避けられて効率的です。

マニュアルタイプ

マニュアルタイプ

言われた通りにしかできないタイプです。上司や先輩の指示には素直に従えますが、自分で考えて臨機応変に対応するのが苦手です。

ある会社で、商品の右肩のところに何かのシールを貼る作業を行っている人がいました。

ある日、その作業を見ているとシールが商品のロゴにかかるように貼られているのです。驚いて作業者に聞いてみると、「シールは商品の右肩のこの位置に貼ることになっていますから」と何の疑問も感じていないようでした。

(補足:機密情報のためのシールを貼っていたが、新商品になってその位置にロゴがきてしまった)

『「要領がいいね!」と言われたい人の仕事の習慣』 p. 110

基本的には自信がないため、自分の判断で仕事の方針を変えたくないのが原因です。責任を持ちたくないので、マニュアルどおりに進めてしまいがちです。

解決策: 過去の事例で課題発見の練習をしよう!

仕事を進めていると当初想定しなかった問題は避けられません。自分で判断できるように、いろいろなケースを知るのが効果的です。

思いこみタイプ

思いこみタイプ

依頼を勘違いして暴走するタイプです。「アレだ!」と思うと、最後まで聞かずに始めてしまいます。仕事が完成してから、依頼や仕事内容と違うことがよくあります。

あるプロジェクトが終わる頃、後輩に「もうそろそろプロジェクトも終わりだから、機能ごとに状況をまとめておいて」と頼みました。時間がかかりそうな作業なのに、翌日、「まとめましたけど、どうしておけばいいでしょう」と言ってきたのです。

・・・(略)・・・

私は「機能別に状況をまとめた内容の資料作成」を期待していたのですが、彼は「プロジェクトで使用した書類を物理的にまとめること」だと思いこんでいたようです。

(補足:「状況」をまとめずに書類を「分類」しただけ)

『「要領がいいね!」と言われたい人の仕事の習慣』 p. 096

最大の原因は、不注意です。取引先や上司の依頼内容を細かく確認しないために、自分がイメージしたもので仕事を始めてしまいがちです。また、途中の確認が少ないため、ズレを修正できないことが多いです。

解決策: 報連相の回数を増やしてみよう。

依頼内容とズレていないかを常に意識しましょう。また、最初はよくても、状況によって依頼内容が変わることもあります。細かい確認をしていきましょう!

断れないタイプ

断れないタイプ

いい人タイプです。本人自体のゴールもやり方も間違っていないが、横からタスクを依頼されて断れません。仕事を抱え込んでしまいがちです。

以前、ある会社へ伺ったとき、経理部の人に「先月の○○の総額を確認したいんだけど調べてくれないかな?」と頼んでいる人がいました。

経理の人はその依頼を「いいですよ!」と快く引き受けていました。

しばらくすると、別の人がやってきて同じ人に「明日までに、△の売上に関して今日時点の予算と実績の差額を調べて欲しいんだけど」と依頼し、彼はまた快く引き受けていました。

(補足:以下同様に頼まれごとが続いて、いつも残業になる)

『「要領がいいね!」と言われたい人の仕事の習慣』 p. 152

周りの評価を気にしすぎていることが原因です。断ったら悪い噂がおきたり、気を悪くするのではないかと不安になりがちです。

解決策: 自分の状況を相手に説明しましょう!

相手はあなたの状況を知らずに頼んでいる場合がほとんどです。頼む人は細かい配慮ができていません。説明をしたら相手もタスクを調整してくれるでしょう。

あれもこれもタイプ

あれもこれもタイプ

何でも自分でやろうとするタイプです。このタイプの人は、自分で考えて仕事ができます。しかし、処理できない仕事量になってしまい、1つ1つが中途半端になりがちです。

「時間ができたから、報告書などで今確認できるものはないか?」と聞くと、部下から「今は、まだ見せられるものはありません」という答えが返ってきました。

○○社へ提出する資料はできあがってないのか?」と確認すると「あと少しなのですが、まだ完成していません」。「じゃあ、△△に関する報告書は?」と、さらに確認すると「まだ、半分くらいしかできていません」と同じ返事が返ってきます。

(補足:全て中途半端な状態)

『「要領がいいね!」と言われたい人の仕事の習慣』 p. 170

自分の能力を過信していることが原因です。「あれもこれもできる」と無意識に思っているはずです。そのため仕事が並列的になって、完成度が下がってしまいます。

解決策: 時間を多めにとって余裕をつくりましょう。

仕事をつめこむクセがあり、「いろいろできる」と思えてきます。想定より2倍の時間を見積もると、”丁寧な仕事”に変わってきます。また、人に任せるのも大事です。

おわりに

うまくいっている犬

あなたはどのタイプでしたか?

僕も思い当たるところがあって、耳が痛いです。(笑)

まとめてみると、要領が悪い人はどのタイプも仕事の全体が見えていないことが原因ではないでしょうか。そのシワ寄せがタイプごとに出ているようです。

だから、タスクをすべて書き出す練習はかかせないです。

がんばっていきましょう!


オススメの書籍:『「要領がいいね!」と言われたい人の仕事の習慣』

要領の悪い人の”タイプ”と”改善策”が詳細に説明されています。また、「要領の良さとは何か」についても解説されています。さらに知りたい人はどうぞ!

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